口元や頬は乾燥しているのになぜかTゾーンやお鼻はテカテカしていることってありませんか?
この状態になっている方はインナードライ肌かもしれません…。
顔の脂が気になるから脂性肌と勘違いしている方は多いかと思いますが、
「テカリ=脂性肌」ではないことを覚えておきましょう。
テカリの原因インナードライ肌とは?
インナードライ肌になっている人は年々増えており、約70%の女性がインナードライ肌と言われています。お肌は水分不足になってしまうと水分を補うために皮脂を過剰に分泌してしまうため、お肌表面がテカテカしてしまいます。つまり、表面は皮脂分泌によりテカリが発生し、お肌の内側にある角層が乾燥している状態がインナードライ肌です。
あてはまる人はインナードライ肌のサイン?
☐洗顔後顔がつっぱる
☐顔がテカる
☐毛穴が開いている
☐毛穴が黒ずんでいる
☐化粧が崩れやすくノリが悪い
☐ストレスをため込みやすい
☐ニキビができやすい
3つ以上当てはまる方はインナードライ肌かもしれません。
では、インナードライ肌になる原因を一緒に確認していきましょう。
インナードライ肌の原因は乾燥!今すぐやめたい4項目
睡眠不足
睡眠不足が続いてしまうと本来睡眠中に分泌する成長ホルモンが正常に分泌されなくなります。成長ホルモンは分泌することによって皮膚細胞を構成し、たんぱく質の合成を盛んにしたり細胞に栄養を与え、肌ダメージを修復したりする働きを持っていますが、分泌されない状態が続いてしまうとそれが機能しなくなり肌荒れ・肌トラブルを引き起こし肌内部の水分も不足してしまうためインナードライ肌の原因となります。インナードライ肌にならないためにはしっかりと睡眠をとるように心がけましょう。
クレンジングや洗顔のしすぎ
表面のテカリが気になり洗浄力の強いクレンジングや洗顔料による洗いすぎは、過剰に水分をお肌から奪ってしまい水分不足を引き起こしてしまいます。その際、お肌は乾燥状態になっているため余計に皮脂分泌を促進させインナードライの原因となるのです。この悪循環を防ぐには洗浄力があまり強くないものを選びぬるま湯でさっと洗うようにしましょう。とにかく皮脂を取りすぎないということが大切です。
あぶらとり紙の使用
顔がテカテカしているとあぶらとり紙を使用する方は多いかと思いますが、あぶらとり紙で表面の皮脂を拭き取ってしまうと皮脂分泌がさらに加速する可能性があり同時に摩擦によって肌を傷つけてしまいます。どうしても気になる時は、あぶらとり紙は使わず保湿ティッシュをお肌に当てるように使うのがおすすめです。
ストレスをため込む
ストレスはお肌を老化させると言われている活性酸素が発生し、肌荒れや乾燥を悪化させます。誰もがストレスを抱えている時代ですが、適度にストレス発散できるように心がけて生活してみてください。趣味や没頭できるものを見つけてみるのもいいかもしれません。
インナードライ肌の改善にはクレンジングとスキンケアが大切!乾燥対策をしっかり行って!
クレンジングや洗顔料を優しいものに変更する
強い洗顔料は刺激が強いため皮脂を落としすぎてしまいます。特に合成界面活性剤が入っているものは刺激が強いので弱酸性のものに切り替えましょう。インナードライ肌の場合は洗浄力よりも保湿成分がしっかり配合しているクレンジングを選び、オイルタイプよりもミルクタイプやクリームタイプがおすすめです。クリームタイプのクレンジングは肌の内側の乾燥を避けてくれるので低刺激かつしっかりメイクを落としてくれます。
高保湿のスキンケア化粧品で念入りに保湿を行う
肌の内側が乾燥しているインナードライ肌はとにかく潤いを与えること。化粧水や乳液は高保湿のものをたっぷりと使い、しっかりお肌を保湿してあげることが大切です。また、化粧水を手でパシャパシャ使う方もいるかと思いますが、手で付けると化粧水がムラになってしまうためコットンでしっかりパッティングするのがおすすめです。化粧水や乳液は高保湿成分でもあるセラミド、ヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチン、アミノ酸、植物エキス等を配合したものを選ぶと良いでしょう。
いかがでしたか?
今回がテカリの原因インナードライ肌の改善方法をご紹介しました。
テカリの原因が乾燥によるものだったなんてびっくりですよね…!
これからテカリや乾燥に悩まない美肌を作っていきましょう。