暑い時期になってくると背中の空いた洋服を着ることが多くなったり、海やプールに行く機会が増えたりするので背中ニキビができているとすごく気になりますよね…
しかし、背中ニキビができる原因は普段の生活の中にあるんです!今回は背中ニキビができるの原因と誰でもできる改善ポイントをご紹介したいと思います。
背中ニキビができる3つの原因
しっかり洗っているつもりなのに背中ニキビが改善されない…
という方は多いかと思いますが、原因は普段の生活の中にあります。
背中ニキビの原因
- 過剰な皮脂分泌
- ホルモンバランスの乱れ
- ゴシゴシ洗いや洗い残し
1.過剰な皮脂分泌
もともと背中は皮脂分泌腺が顔よりも多いため皮脂がたまりやすいです。自分ではあまり見る機会が少ない背中ですが、うぶ毛が多く生えており皮膚が皮膚表面にでにくく皮脂が詰まりやすくなってしまいます。また、脂っこい食べ物が原因だと思っている方も多くいるかと思いますが、実は炭水化物の摂りすぎも皮脂分泌が過剰になる原因となります。
2.ホルモンバランスの乱れ
ホルモンバランスの乱れは、主に睡眠不足、不規則な食生活、精神的なストレスなど原因はさまざまです。ホルモンには女性ホルモンや男性ホルモンなどが存在しますが、女性ホルモンのバランスが崩れてしまうと男性ホルモンの分泌が多くなってしまい、皮脂分泌量が増え毛穴のつまりや背中ニキビを引き越してしまいます。
3.ゴシゴシ洗いや洗い残し
背中は洗う時も一苦労。一番手に届きにくいですよね…。そのため、洗い残しがどうしても起きやすくなってきます。洗い残しは古くなった皮脂が肌に残ってしまうため、毛穴のつまりや菌の繁殖につながります。背中ニキビの原因と言われている菌は「マラセチア菌」というカビの一種。背中にカビが繁殖するなんてなんだか嫌ですよね…。また、ゴシゴシ洗いは肌に必要な潤いまで奪い、背中が乾燥しベタついた皮脂の分泌を促してしまいます。
背中ニキビを防ぐ3つのポイント!
3つの原因でもあったように、主に共通しているのが皮脂や毛穴のつまり、菌によるものでしたね。
では、背中ニキビを防ぐためにはどういったことに気を付ければいいのでしょうか?
ビタミンで皮脂分泌をコントロール
ビタミンB2・ビタミンB6、ビタミンCを積極的に摂りましょう。これらのビタミン類は皮脂をコントロールし、過剰な皮脂分泌を防いでくれます。ただし、フルーツなどはビタミンCが多く含まれていますが、一度にたくさん摂りすぎてしまうと皮脂腺を刺激し、果糖過剰摂取となりますので気を付けましょう。
【ビタミンB2を含む食材】
豚肉、豚レバー、ぶり、卵、乳製品、ほうれん草等
【ビタミンB6を含む食材】
鮭、まぐろ(赤身)、かつお、鶏ささみ、バナナ、さつまいも等
【ビタミンCを含む食材】
みかん、キウイ、柿、ピーマン、パプリカ、ブロッコリー等
睡眠や食生活を見直しホルモンバランスを乱さない
冒頭でも説明した通り、ホルモンバランスの崩れは睡眠や食生活の乱れが少なからず影響します。いつも眠りが浅いと感じている方は日常生活の中で適度な運動やストレッチを行ってみてください。そうすることで、身体に適度な疲れが現れ、同時に心身をほぐしリラックスして入眠することができます。
食生活では、タンパク質不足やインスタント食品・冷たい飲み物の摂りすぎに注意しましょう。特にインスタント食品の摂りすぎは、体内のミネラルを奪ってしまうのでホルモン分泌の妨げになってしまいます。
体を洗う際は順番や洗い方に注意する
体を洗った後にシャンプーやトリートメントをした場合、せっかく体を洗っても髪の汚れやシャンプー・トリートメントの泡が背中に流れてしまいます。よって、毛穴を塞いでしまい炎症・菌が発生する原因となりますので、体は最後に洗うよう見直していきましょう。
また、強く洗いすぎも良くないのでゴワゴワとした硬い素材のタオルは使わない方が良いです。背中ニキビができやすい方は手で洗うのがベスト!優しく洗うことを心がけ背中ニキビ対策をしていきましょう。
いかがでしたか?
今回は注意する点を3つご紹介しました。
背中ニキビで悩んでいる女性の皆さんこの3つの点に注意してニキビのない綺麗な背中を目指しましょう。