歯ブラシ交換とお手入れの重要性
毎日使う歯ブラシですが、皆さんは定期的の歯ブラシ交換やお手入れをしていますか?
歯ブラシを使い続けているとどうしても毛先が広がっていきます。
その状態で磨くと汚れが落ちにくかったり歯茎を傷つけてしまったり、口内トラブルを引き起こす原因に。
また、当然毎日歯を磨くわけですから当然歯ブラシにも菌が繁殖してしまいます。
歯ブラシの菌は約1億個付着しており、トイレの便器と同じ数だと言われています。
こんなに菌が付着している歯ブラシで磨いていると考えただけでも鳥肌が立ちますよね。
間違ったお手入れをしていると菌が繁殖してしまう?
- 歯磨き後水でサッと洗うだけ
- 濡れたままの状態での保管
- 複数本接触する形での保管
- 長期間同じ歯ブラシの使用
当てはまる人は要注意!知らないうちに菌を繁殖させているかもしれません。
菌が繁殖している状態の歯ブラシを使い続けるとお口の中にも菌が増え、口臭や歯周病の原因につながります。
では、菌の繁殖を防ぐにはどうしたらいいのか一緒に確認していきましょう。
菌の繁殖を防ぐ4つのポイント!
[1]流水で植毛部をよく揉むようにしっかり洗う
お口の中の歯垢や食べカスを落とした後は歯ブラシにも汚れが付着していますので、食べカスが残っていないか確認しながら指で揉むようにしてしっかり洗いましょう。落ちにくい汚れは歯間ブラシを使うと綺麗にとれるのでおすすめです。
[2]洗った後はしっかり乾燥させる
菌を残さないためには乾燥が大切です。清潔なタオルやキッチンペーパー等で水気を拭き取り、できれば冷風のドライヤーで完全に乾燥させると効果的です。ドライヤーを使用しない場合はなるべく風通しの良いところで保管するようにしましょう。
[3]複数本歯ブラシがある場合は別々で保管する
歯ブラシが複数本触れ合う状態で保管してしまうと菌が他の歯ブラシに移動する恐れがあるので別のコップかスタンドで保管するようにしましょう。また、コップやスタンドにも菌が付着するのでせっかく綺麗に洗っても菌が歯ブラシに移動してしまします。歯ブラシを綺麗に保つためにもコップやスタンドも定期的に洗うようにしましょう。
[4]定期的に歯ブラシ交換を行う
同じ歯ブラシを長い間使用していると菌の繁殖が進んでしまいますので2週間~1ヶ月で交換するようにしましょう。あくまでも目安の期間なので磨き方によっては変動しますが、毛先が広がってきたらアウトと思ってください!広がった状態で磨いてしまうとせっかく綺麗に歯を磨いてもしっかり汚れが落ちず、口臭や歯周病、虫歯のリスクが上がってしまいます。さらに菌も溜まってしまいますので定期的に交換を行いましょう。
いくつか思い当たる人はもしかしたら知らない間に菌が繁殖しているかもしれません。
口内にも悪影響ですのでそうならないように定期的なお手入れや交換を心がけ、清潔にデンタルケアをしていきましょう。