ふとした瞬間にふくらはぎに走る激しい痛み!
足がつるのは、本当にこわいですよね…足がつった状態というのは、筋肉が麻痺して 固まってしまうことにより、痛みが発生している状態です。
できれば味わいたくないあの痛み… 原因と対策を確認していきたいと思います!
足がつる原因は何?
【激しい運動をして汗をかいた時や、疲労が溜まった時】
運動をして、筋肉疲労を起こしている状態ですと、老廃物が邪魔し、血流が滞ります。
運動時に筋肉が収縮する時は、カルシウム・カリウム・マグネシウム・ナトリウムやなどのミネラル成分が消費されます。また、汗と一緒にミネラルが体外に排出される為、体内のミネラル分が不足し、栄養不足に。
筋肉が十分な代謝を行えなくなると筋肉が痙攣してしまうのです。
【体の冷え】
年中末端冷え性などで、お悩みの方はもちろんですが、寒い日も要注意。体が冷えることにより、筋肉が固りやすくなります。
【水分不足による血液濃度】
日常生活の中で、気付かない間に体の中の水分量が汗や尿などで減っていき、血液濃度が濃くなり運動を行っていなくてもつりやすい状態になってしまいます。特に睡眠中は、思っている以上に汗をかきますので、注意が必要です。
予防対策は?
食生活の改善・栄養補給
- カルシウム・・・牛乳やチーズなどの乳製品、小魚、牡蠣など。
- マグネシウム・・・納豆、アーモンドやカシューナッツなどのナッツ類、わかめ、ひじき、玄米、サバ、イワシなど。
- カリウム・・・トマト、ブロッコリー、バナナ、ミカンなど。
※ナトリウムは、「塩分」に含まれる成分の一部となりますが、同義と考えていいでしょう。 塩分は、知らないうちに過剰摂取になっていることもあるので、激しい運動で大量の汗をかいた時以外などは、摂りすぎない様に注意が必要です。
上記の食材を積極的に食事に取り入れるのはもちろん、バランスの良い食事を心がけることが大切ですよね。
ストレッチ・マッサージでケア
いつもより足が疲れたと感じる日や、運動をたくさんした日には、疲労が溜まらない様にストレッチやマッサージで筋肉をほぐし、充分に足を労りましょう。
湯船で、体を温める
血行不良にならない様に湯船で体の芯と足を温めましょう。体を温めることが大切です。全身が難しい場合は、足湯でも問題ありません。
水分を積極的にとる
市販のスポーツドリンクも良いのですが、糖質が入っていますので注意が必要です。麦茶は、ミネラル分も補給しながら水分がとれるので、おすすめ。喉が渇いたと感じる前に、こまめに水分をとれると良いですね。
生活の中で対策ポイントを意識して、足がつらないように予防していけたらいいですよね。
しっかりケアしていきましょう!