料理をする上でかかせない野菜や果物。実は切り方や調理法で摂取できる栄養素が、全然違うんです。
もしかしたら今までの調理法では、ほとんどの栄養を捨ててしまっている可能性が… 今回はその解決法と活用法をご紹介します!
栄養を”最大限”とれる3つのポイント
①野菜や果物の『選び方』
⇨香り・重さ・大きさ・ハリ・つや・色
より新鮮で栄養たっぷりの食材を選ぶ目利きも重要!
②野菜や果物の『切り方』
⇨千切り・細切り・薄切り・乱切り・輪切り・半月切り・みじん切り等 食材の切り方で見栄えや食感、摂れる栄養の質まで変化します!
③野菜や果物の『調理法』
⇨焼く・煮る・蒸す・茹でる・炒める・揚げる・和える
食材によって調理法の利点・欠点があります!
『選び方』旬野菜check!
白菜
重くてずっしりしたもので、底の切り口が白くきれいなもの。
すでにカットされている場合は、切り口がより平らなものを選びましょう♪
※古いものは切り口が盛り上がってきます
人参
葉のついていた断面の芯が細ければ細いほど甘くて美味しい人参!
先がとがっているものよりも丸みがあって重量感のあるものを選びましょう!
断面が黒ずんでいるよりも白く綺麗なものが新鮮な証拠♪
大根
太く丸みがあり、ひげ根の根穴数が少ないものほどみずみずしく
美味しい大根です!また凸凹が少なくつやのあるものを選びましょう♪
※うまく成長できなかった大根は表面が凸凹してきます
ブロッコリー
緑色のイメージが強いですが、選ぶべきものは紫がかっているもの! これは寒さに当り、甘みが増しているサインなんです♪ つぼみががっちり密集しているものほど美味しい証拠!
りんご
美味しいりんごは軸が太く、その軸部分と底のくぼみが深いもの!
多少の差はありますが、底面の香りが良いものは甘くて美味しいりんご♪ 底が緑色から黄色・赤色に変わっているものがおすすめ!
『切り方』旬野菜check!
キャベツ【ざく切り】
1番栄養が集まるのは『外側の葉』なので、むきすぎには注意!
豊富なビタミンCを流さないように外葉はざく切りがおすすめ♪
そして、外葉に次いで栄養が集まるのが、実はキャベツの芯。
⇨捨てずに、煮込んで汁まで飲めるスープなどに利用しましょう!
玉ねぎ【繊維に対して垂直に】
玉ねぎに含まれる、”辛味成分”は揮発性なので空気にふれることで
”血液サラサラ成分:アリシン”となります。
アリシンは水に流されやすい成分なので、生で食べる時こそ水にさらさず できるだけ繊維を断ち切るように切り、15分ほど放置するのがおすすめ!
⇨栄養はそのままに辛味が抜けるので美味しくいただけます♪
人参【皮ごと乱切り】
人参の皮には内側ギリギリの部分に肌にもいいビタミンAがたっぷりなので、人参は皮ごと調理するのがおすすめ♪
また長細い野菜は上下で栄養のバランスも少しずつ異なるため、
斜め切りや乱切りにしてバランスをとると良いかもしれないですね!
⇨皮が気になる時はピーラーで剥いてきんぴら人参やマリネが美味しい*
ピーマン【縦切り】
ピーマンの細胞は縦に並んでいるため、その栄養を逃がさないためには 縦切りでの調理がおすすめ!また種とワタは”栄養のかたまり”で 捨てるにはもったいないほどの”冷え性改善効果:ピラジン” がたっぷり入っているので、ぜひそのまま料理に活用しましょう♪
⇨油との相性は抜群!種とワタ付きでも加熱調理なら美味しい*
りんご【皮ごと輪切り】
りんごの皮には”りんごポリフェノール”といって、むくみや便秘改善効果 その他にも嬉しい栄養がたーっぷり含まれています! 『1日1個のりんごは医者いらず』という言葉もあるほどで、皮付きのまま 輪切りにすれば、皮も食べやすく、芯に近い部分まで無駄なく食べられます♪
⇨中心が星型になることから”スターカット”とも呼ばれています*
『調理法』は実際のレシピでご紹介♡
”ピーマン”栄養まるごとレシピ♪
”キャベツ”栄養まるごとレシピ♪
ビューティーレシピ|CIEENA BEAUTE(シエナボーテ)